股関節
こんにちは。
すっかりと秋の気配になり、ゴルファーにとっては最高の季節になって来ました。
今日は、ゴルフスイングにとって重要である股関節について書いてみます。
股関節は、骨盤帯で構成されているところにある関節です。従って、股関節を上手く使えるようになれば、骨盤も上手く使えるようになります。
骨盤を上手く使うこと、それがゴルフスイングで言う “腰のキレ” なんです。
職業柄、先づ骨盤の動きから診てしまうのですが、骨盤の動きが悪い人は股関節の動きも悪い、また、その反対もありえます。
この股関節を含む骨盤帯には、お腹の方からくる筋肉、それから下半身に繋がって行く筋肉があります。
所謂、 “コア” の部分にあたります。
この部分が上手く使えることで、下半身のエネルギーを上半身に伝えることが出来ます。
ヘッドスピードがあるのにボールがあまり飛ばない!! と言う方は、股関節が上手に使えていないのでしょう。
ここで、股関節の簡単なバランスボールエクササイズを一つ。
先ずは、自分に合うバランスボールを用意します。
身長によってサイズが違いますので、座った時に股関節90度、膝関節90度になるような大きさを用意します。
ボールに座ったら、背筋をまっすぐにし両脚は肩幅程度に開きつま先を開きます。軽く前後、左右、回転とお尻を動かし、初めは各10回程度から御自身の体力の持つ範囲で無理なく始めて下さい。
ポイントは、背筋を伸ばすことと、頭を動かさないことです。頭は動かさないでお尻を動かして下さい。
それが終わりましたら、背筋を伸ばしてボールに座ったまま軽く股関節から前傾して(ゴルフのスイングの様です)スイングの真似をして下さい。
終わったら、立ち上がってまたスイングの真似をしてみて下さい。
下半身のキレが良くなっていることを感じられると思います。
股関節を上手く使えるようになれば、“下半身で打つ” と言う感覚がつかめ、重くて強いボールが打てるようになってきます。
くれぐれも、無理はしないで下さいね。