筋膜リリースでバックスイングの改善へ

こんにちは。

最近、流行の筋膜!

私も、関節や筋肉と同じくらいに大切なところであると考えてます。

筋膜は、その名の通り筋肉を包む膜であり筋繊維や体全体を包む膜です。

筋膜は、一定の流れの法則に従って連結しあってバランスを取っているのですが、その筋膜に機能障害が起きバランスが崩れると痛みを感じたり体の動きがスムーズに行かなかったりもします。

これは、当店のお客様の例ですが、バックスイングで肩が回しにくいとの主訴で来店され、実際に動きの検査すると肩の可動域自体はそれ程硬くない状態でした。

この方の場合は、体幹(肩も含めて)の回旋に関係する下半身(特に股関節)が凄く硬いことが判明し、この股関節付近の筋膜の機能障害から来る肩の可動域制限が考えられました。

このように、下半身はバックスイングにとって一見関係無い様な場所と思われますが、股関節付近の筋膜と肩の付近の筋膜は繋がっていて一方に制限があると遠く離れた所でも影響を与えてしまいます。

この方の場合は、股関節付近の筋膜と胸の付近の筋膜をリリースすることを繰り返すことで肩の窮屈感は徐々に解消し、以前よりは深いバックスイングが行える様になって来ました。

バックスイングで肩が回しにくいと感じる人で、下半身が硬いなぁ…と自負されている方は、お尻や股関節(腸腰筋)のストレッチをしてみると肩の入りが良くなる場合もありますので、一度試してみてくださいね。