足下から見直し

こんにちは。

足下=足関節(足首)

施術していて結構多いのが足首の硬い人。

私は、施術する時には必ずチェックするところです。

足首については以前にもブログで書きましたが、ココが硬いと膝から上の関節全てに歪みなどの悪影響が起こると言っても過言ではありません。

立位でいる以上、唯一地面に接しているのは足だけですからね。

足首の動きには、底屈、背屈、回内、回外、内がえし、外がえしがありますが、特に関節の動きが悪くなっていることが多いのは背屈方向(つま先を上に向ける方向)です。


背屈が上手くできなくなると、歩いている時に地面の小さな凸につまずいたり、階段を登る時段差につま先を引っ掛けたりすることがあります。(太ももが上がっていない人もなりますが…)

良くつまずくなんて方は、足首の硬い人かもしれませんね。

ゴルフのスイングで見られる症状としては、スイング中につま先が動いてしまう人や、フィニッシュでつま先がめくれてしまう人なども足首の柔軟性が低下している可能性があります。

この様に、足首が動いてしまえばスイングが不安定になってしまいますから、ダフリやトップなどの原因になったり、また、しっかりと地面にグリップしていない訳ですから飛距離にも影響してくると考えられます。

ご自身で足首の関節を矯正するのは難しいと思われますので、今日は特に多い背屈の低下に効果的で簡単にできる筋肉の調整方法をお教えします。

膝の関節外側すぐ下方に、ボコッと膨らんだ骨を触ることが出来ると思います。


腓骨と言う骨ですが、ここの出っ張った骨を親指と人差し指でつまんで前後にゆすって下さい。

これを、1分位続けてみて下さい。

こうする事で、足首を背屈する時に使う筋肉がリラックスして動作がしやすくなって来ますよ。

更に、パフォーマンスを向上をしたい方は、椅子に座って足首を少し背屈させて車のワイパーの様に左右に動かす運動をしてみるのも良いと思います。

一度、足下から見直すことで健康維持とスイングの安定を目指してみてはいかがですか?