練習場で打ててコースで打てない?

こんにちは。

今日のタイトル。

心当たりのある方は多いと思います。

ラウンドしていても良く耳にします。  (私自身も言っているかも…)

何故?

ちゃんと理由はあります。

先ず一つは、練習場では味わえないプレッシャーから来るもの。

コースに行けば、OBやハザードなどの制限が出て来ます。

この制限が、普段の体の動きを変えてしまってミスが出てしまいます。

主に、精神的なものから来るものです。

一度、同じ番手で練習場とコースでの動画を撮って見比べると発見出来ることがあります。

二つ目は、ゴルフ場ではティーショット以外はライを選べないところ。

ティーグランドはほぼ平坦な場所ですが、セカンドショット以降は傾斜やボールのライの状況などが関係して来る事が多くなりますので、普段の練習場の感覚だけでは上手く打てないことも出てきます。

これは、状況判断が重要になって来る場面です。

三つ目は、練習場でもきちんと球を捉えていないのかも… と言うこと。

実は、この事が意外と原因として多いのでは… と、私は考えています。

皆さんもご存知の様に、練習場は人工芝のマットです。

ドライバー以外は、人工芝のマットの上で打つことになります。

なので、少々ダフっても良い球が打てたと勘違いしてしまっていることも考えられます。

更に、この人工芝のマットでは、多少ダフった球の方が飛距離が出てしまう事もあり (軽いフライヤー状態) ご自身の各番手の距離を迷わせてしまっている事も考えられます。

当サロンでも人工芝を使用していますが、綺麗に?ダフると、同じ番手でも5ヤード〜10ヤードの飛距離の増加が計測されます。

コースに行くと、アイアンがいつもの様に飛ばない…  セカンドショットがいつも届かない… と言う方は三つ目の原因があるかも知れません。

しっかりと、自分の飛距離を把握することが大切になって来ます。

この様に、コースに行くと様々な状況が絡んで来ますので、ただボールを打つ事だけに夢中になるのではなく、体の動かし方(関節の動かし方)をチェックしながら素振りに入ると良いと思います。

その為には、普段の練習からボールをしっかり捉える練習と、ナイスショットの時に自分はどの様に体を動かしているかを把握しておくことが大切になります。

普段の練習で、何か一つで良いですから “自分はこの関節(体の部分)をこう動かしている!” と、言うものを一つ持っていると良いかと思います。

そのことが指標になり、本番で緊張した際には安心感に繋がり落ち着いてスイングすることが出来ればミスショットを軽減出来ると思います。

ゴルフは、自然と戦うスポーツです。

普段から、それぞれの状況に合わせる準備をしておきたいですね。