肩の開きは脚元から
こんにちは。
久しぶりにブログを更新します…
今日は、肩の開きについて。
レッスンをしていると、結構多く見かけるインパクト前に早く目標方向に肩が開いてしまう現象。
肩が早く開いてしまう人は、クラブがアウトサイドインの軌道になってしまいますので、ミスとしましては、右利きの人なら
①左からの大きなスライスボール
②左にまっすぐ飛ぶ
③左から更に左に引っ掛ける。
要するに、ボールの出だしは左になってしまうと言うことです。
原因として良く見られるのが、ダウンスイングで腕(上半身)から始動してしまうことです。
ですから、下半身からの始動を心がける様にして練習をして行くのですが、なかなか肩の開きが修正して行かない場合があります。
下半身リードを行なっても脚の使い方が間違っていると肩の開きの修正は難しいです。
上の写真で右脚を注目してもらいますと、インパクトの時の右脚の向きが内側(飛球線方向)に回旋(内旋)してしまっているのがわかると思います。
この状態ですと、左のお尻が後ろに引けてしまい上半身もつられて左側に開いてしまいます。
この様なタイプの方の多くは右脚重心で、スイングの下半身の動作を全て右脚で行なっているタイプになります。
したがって、体重は右脚に残ってしまいスムーズな体重移動も困難になります。
本来であれば、ダウンスイングからインパクトにかけての右脚は、バックスイングで内側に捻った(内旋)した大腿部(太もも)を解く動き(動き的には外旋)して行かなければなりません。
理想的なインパクトの下半身の形は、ブログの冒頭の写真の様になりますが、そのためには右足の親指の付け根の母趾球で蹴って左脚への体重移動のきっかけを作って行かないといけません。
ダウンスイングからフォロースルーにかけて右足の母趾球で蹴るコツとしては、つま先の向きを変えずに足の関節を底屈(足首を伸ばす動き)させるイメージを持つとわかりやすいと思います。
普段の歩行時に、後脚になった方の母趾球で蹴る意識を持って歩いて見ても良いと思います。
上半身の開きがなかなか直らないと言う方は、一度ご自身の脚元のチェックをしてみてはいかがでしょうか?